「正義なんて大衆のエゴよ。」
独善的な君は、将来の夢は独裁者だと言って笑った。
僕は寒気がした。
それは大変恐ろしいことだからだ。

彼女が国を治めるようになんてなってみろ、
三食デザート付が義務化されるに違いない!


「手始めに苦いコーヒーは廃止ね」
そう言って、彼女は僕のコーヒーに忌々しい砂糖をいくつも落とした。
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